tknはターミナルで表示されるスライドアプリケーションです。

プレゼンテーションは内容はもちろんですが、スライドのインパクトが相当大きな比重をもっています。Webブラウザ上で表示するスライドはもはやありがち、次の一手はターミナルにあります。そこで紹介したいのがtknです。


見よ!ターミナルでスライド!


スライドが切り替わるとタイピングされながら表示します。


文字を上手に使うと意外とセンスがよく見えます。


殆どがコードです。

デモのスライド。ほぼコードです。

tknの背景色や文字色はターミナルの設定で自由に変えられます。文字はタイピングされるように次々と表示されるようになっています。テキストのみで画像の表示は難しいと思われますが、ギーク向けのプレゼンテーションであればウケるのではないでしょうか。

tknはRuby製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

MOONGIFTはこう見る

個人的にはPowerPointで作られた資料を見ると嫌になってしまいます。それくらいPowerPoint臭というか定型的なスライドが多いように見えます。スライドは内容が大事ですが、余計なアニメーションや決まりきったようなイラストを組み合わせたりすると飽きてしまって頭に入ってこないくらいです。

よりインパクトあるスライドはどうあるべきか、自分で考えてみるのも面白いのではないでしょうか。個人的には今は画像ベースのA4一枚に全て詰め込んだスライドを気に入っています。余計な情報を極力省いて一枚で分かるようにすれば理解度も高いはずです。

fxn/tkn