いつも使っているあのアプリをRetina対応に「Retinizer」
Retinizerは任意のアプリをRetina対応にするソフトウェアです。
MacBook Proの上位機種がRetinaディスプレイになり、今後出てくるであろう筐体も上位機種からRetinaディスプレイになっていくでしょう。Retinaに対応していないアプリケーションは粗く見えてしまうでしょう。しかし自分の好きなアプリがなかなか対応してくれない、そんな時にはRetinizerを試してみましょう。
メイン画面です。ここにアプリをドラッグアンドドロップします。
例えばTextMateをドロップしました。後はRetinize!ボタンを押せばRetina対応になります。
筆者がRetinaディスプレイではないのでその違いは分からないのですが、お持ちの方はぜひ試してみましょう。アプリケーション内の設定などを書き換えている可能性がありますので、バックアップをとった上で試すことをお勧めします。なおAdobe Creative Suiteでは試さないで欲しいとのことです。
RetinizerはMac OSXのソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
AppleはPC市場におけるシェアが低いこともあり、果敢に新しい技術にチャレンジしてきます。その一つがiPhone4からはじまったRetinaディスプレイの導入でしょう。iPad、MacBook Proへと続き、他のデバイスにも裾野を広げてくるでしょう。表示が奇麗だというだけで状況を一変させてしまう力はもの凄いものがあります。
もちろんAppleのブランド力があってこそ成せる技だと思いますが、初代iMacが出た当時からAppleはそのような周囲を巻き込む戦略がとてもうまかったように見えます。WebサービスであればGitHubやDropboxが該当するような、それがなかった時が思い出せなくなるような商品やサービスの開発はとても面白いことでしょう。