WebScoketを使った面白い試み。WebブラウザをWebサーバ化「browserver」
browserverはWebブラウザをWebサーバ化してしまうユニークなWebサービスです。
JavaScriptやnode.jsなどWebブラウザには様々な新しい技術が入り込んできています。その結果、これまでには見た事もなかったようなサービスも登場しています。今回は自分のWebブラウザがWebサーバ化してしまうbrowserverを紹介します。
Webブラウザ側です。別なブラウザからのアクセス結果が表示されています。
そうするとWebブラウザに位置情報アクセスの確認が表示され、OKするとターミナルに位置情報が返却されます。
browserverの仕組みは専用のキーを発行し、そのキーをURLに埋め込んだWebアクセスがあるとWebブラウザにその内容を送ります。そしてWebブラウザ側では処理を行い、browserverに返却する仕組みです。何とも不思議な感じの面白いソフトウェアです。
browserverはnode.js/JavaScript製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。
MOONGIFTはこう見る
WebSocketを使ってリアルタイム通信ができるようになると、サーバを介してクライアント同士でリクエストとレスポンスが返せるようになります。まさにクライアント/サーバシステムです(間にサーバが入っていますが)。これは面白い使い方が考えられるかも知れません。
WebSocketの主な使い方としてはチャットばかりが取り上げられていますが、それでは面白くありません。もっとユニークな使い方を考えるべきでしょう。チャットやコラボレーション以外の使い方が広まってこそ、WebSocketが広く使われるようになるはずです。