iPadでも。Webブラウザで使えるオンラインドローコラボレーションソフトウェア「Walma」
WalmaはWebブラウザで使える、コラボレーションドローソフトウェアです。
会議や授業では必須とも言えるのがホワイトボード(または黒板)です。一方的に書かれるだけでなく、みんなで一つの作品を仕上げていく際にも使われます。そんなホワイトボードをデジタル化したのがWalmaです。Webブラウザベースでコラボレーションしながら作品を作り上げられます。
ホワイトボードの画面です。URLを共有すれば、誰でも一緒にドローできます。
反応は悪くありません。ドラッグを止めた時に情報が送られるので、書きながら共有されるという訳ではないようです。
Walmaは主に学校での利用を目的として作られたようです。Walmaはマウスでのタッチの他、iPhoneやiPadからでも操作できます。そのため遠隔地などでの利用はもちろん一つのパッドを使ってみんなでワイワイガヤガヤと作品を作ってみるのも面白いかも知れません。
Walmaはnode.js/JavaScript製、GPLのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
会社のミーティングでは必ずと言っていいほどホワイトボードが使われますが、そのデータの保存性はとても悪いです。そのためプリンタが付属しているものや、スキャンしてSDカードに保存する類のホワイトボードもありますが、再利用性という意味では殆ど使われないのではないでしょうか。最も単純なのはiPhoneで撮影して、プロジェクト用のフォルダに入れておくことです。
もう一つよくないのは出来上がったホワイトボードに対して、その過程が分かりづらいということです。それを防ぐには撮影したデータに対して議事録を組み合わせておくということです。折角作ったコンテンツでも使われなければ意味がありません。ホワイトボードをより活用するためには意外とミーティング後の仕組みを用意しておくのが肝になります。