3Dプリンタ用にSTLファイルを出力するJavaScriptライブラリ「OpenJsCad」
OpenJsCadは3Dプリンタ用にSTLファイルを出力する3D描画JavaScriptライブラリです。
去年くらいから3Dプリンターの注目が集まっています。削る、層を重ねるなど色々なタイプがありますが、そんな3Dオブジェクトを生成する際に使われるフォーマットがSTLファイルです。OpenJsCadはJavaScriptで3Dオブジェクトをレンダリングし、その結果をSTLファイルとして出力してくれるソフトウェアです。
こちらはハイクオリティ。レンダリングがより細かくなっています。
OpenJsCadでは用意されているメソッドに沿ってオブジェクトをレンダリングして3Dオブジェクトを作成します。描かれたオブジェクトはマウスで上下左右に動かしてその造形を確認します。そしてSTLファイルにすれば3Dプリンターに渡して実際に3Dオブジェクトを得られるという仕組みです。
OpenJsCadはJavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
数年前であれば自分で3Dの造形を行うのは、相当コストのかかる話でした。それが3Dプリンタの登場によって一気に安価になり、手の届く範囲になっています。技術の進歩はとても速く、ちょっと前まで非現実的だったことがあっという間に手に届くようになります。この変革を見逃さない目が必要です。
変革を起こす、または変革を素早くキャッチアップしてどういったことができるのかを常に考える必要があるでしょう。鍵は現時点では無理と思われるような事実です。宇宙旅行もまだまだ遠いですが、現時点でも2,000万円程度で実現します。数年後にはさらに価格が安くなっていることでしょう。そんな数年後には廉価になっていそうな所にチャンスは眠っているはずです。