Mad ChatterはRuby製のチャットサーバです。WebSocketを使います。

社内で情報共有しようと思ったら幾つかの選択肢があります。Skypeのようなメッセンジャー、Facebookチャット、IRCなどなどです。しかし自分たちでサーバを立てて、かつ素早くメッセージを交換したいと思ったら使ってみてほしいのがMad Chatterです。


チャットのベースを作成します。


サーバを起動します。これで準備完了です。


トップページです。まずユーザ名を決めます。


ロビーに入りました。ルームがあります。


新しいルームも作成できます。


チャットルームです。メッセージは下のテキストボックスに入れるだけです。


コードの場合は専用のテキストエリアに書きます。


画像の表示にはまだ対応していませんが、/imgというコマンドが使えるので対応はさほど難しくなさそうです。


チャットしている人は右上の吹き出しで確認できます。

Mad ChatterはWebSocketを使っていますが珍しくRuby製でnode.jsではありません。Rubygemsでインストールした後、最初にチャットのベースを作成して後はサーバを起動するだけです。カスタマイズも容易でコードを貼付けたりもできます。まだ機能はありませんがファイルや画像の貼付けにも対応します。非常に手軽で素早くサーバを立てられる魅力的なソフトウェアです。

Mad ChatterはRuby製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

社内の情報管理において、情報共有の場を外部に求めるのはお勧めできません。利用しているサービスが外部につながっているのか、そうではないのかが段々曖昧になっていき、使い方が粗くなる可能性があります。その結果、ファイルの送信ミスやパーミッションのミスで外部に公開してしまったりすることになります。利用しているシステムが外につながっているかどうかはきちんと理解できなければなりません。

そう考えるとIMを使うのであればJabberサーバを立てたり、IRCサーバを立てたり、独自のチャットサーバを立てると言った運用がお勧めです。メールも同様で常時外部につながったままで使うから送信ミスにつながるのです。社内宛のメールは使わずチャットを使うようにしていれば問題は未然に防げるはずです。

andrewhavens/mad_chatter