Betakitはベータテスター用にメールアドレスを登録させ、案内を流すまでの一通りの流れをサポートするソフトウェアです。

新しいWebサービスを作る際に、メールアドレスを登録してもらって順次案内を流すやり方があります。そんな仕組みを容易に実現できるのがBetakitになります。


テスト用の画面です。メールアドレスを登録するテキストボックスだけが表示されます。


完了しました。専用のURLが発行されて、シェアできます。


管理画面に入るのはBasic認証です。


こんな感じにメールアドレス、友人の招待数が一覧で表示されます。


インポートしたり、エクスポートしたりできます。


Inviteリンクをクリックして個別にサービス招待ができます。

BetakitではWebサイト上にメールアドレス登録欄を表示して、そこでメールアドレスを入力してもらいます。そして専用のURLを発行する事で、その人の影響力を測れるようになります。実際に利用可能となった場合の案内は個別に流せますので、ベータテスターにおける一通りの機能を備えていると言えるでしょう。

BetakitはRuby/Ruby on Rails製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

MOONGIFTはこう見る

この手の本筋とは言いがたい機能はWebサービス開発においてつい忘れられがちな機能です。メインの機能に集中するのは決して悪い事ではないのですが、意外と成功の鍵を握るようなこういった細かい機能になります。類似の機能として静的なページ作成、キャンペーン機能、ブログなどが考えられます。

Webサービスを企画する上で、そういった運用で絶対に必要になるであろう機能を用意しておくのは大事なことです。本質ではありませんので、既に公開されているライブラリを使ったりするのが良いでしょう。そういった周辺サービスは予め抑えておき、評価しておくと良いでしょう。

scosman/betakit