タスクのステータスを見える化「かんばんりすと」
かんばんりすとはカンバン方式におけるカンバンボードをオンラインで実現するソフトウェアです。
トヨタの生産方式として名高いカンバン。様々なプロジェクト管理、生産管理などでその名が聞かれます。今回紹介するかんばんりすともまた、カンバン方式(のカンバンボード)をオンラインで実現するためのソフトウェアになります。
メイン画面です。Todo、Doing、Waiting、Doneの4つの枠があります。
プライオリティの変更や状況の変更はドラッグアンドドロップで行います。
かんばんりすとではタスクリストに枠を設けてそのステータスに従って状況を見える化しています。誰がどのタスクを行っているか、何が終わって何が終わっていないかが一元管理できるのが便利です。
かんばんりすとはRuby/Ruby on Rails製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
本来カンバン方式というのは次の工程にいる人が必要になった部材を発注していくという生産方式でムダを省くために生み出されています。その意味ではカンバンボードだけでは不十分なのですが、タスク管理の方式としては十分な機能を果たしていると言えるでしょう。
ソフトウェア開発においてカンバン方式を使うとすれば、ユーザのニーズにあった機能だけを手早く作って実装していくということかも知れません。そしてすぐに反映し、仕掛品の段階で置かれるのをなくしていきます。それを繰り返して使われる機能だけに絞り込んだ、実用的なソフトウェアを作り上げるのが大事ではないでしょうか。