ShareXは様々なスクリーンショット取得に加えてリモートサービスへのアップロードまでを自動化するソフトウェアです。

コンピュータの画面をスクリーンショットとして取得するソフトウェアは多彩にありますが、その後の流れはあまり考慮されていません。リモートのサービスに飛ばしてリンクをシェアすることが多いといった方はShareXを使うと便利かも知れません。


メイン画面です。


キャプチャ機能です。多彩なスクリーンショットが取得できます。


取得したと同時にアップロードが開始します。完了するとURLがクリップボードにコピーされます。


設定画面です。


キャプチャ取得後の処理を色々と変更できます。


アップロード先のサービスも切り替えられます。


カラーピッカー機能も便利です。

ShareXはまず取得できる形の多さが特徴です。円や三角、フリーハンドなど多様な形で画面の一部を切り抜けます。もちろんウィンドウを指定する事もできます。そして取得した後もアップロードしたり印刷にまわしたりとアクションを選択できます。画像アップロードサービスも25種類以上あるアップロードサービスから選択でき、そのURLをコピーしたりHTMLコードを取得できるようになっています。

ShareXはWindows用のオープンソース・ソフトウェア(GPL v3)です。

MOONGIFTはこう見る

スクリーンショット、スクリーンキャストの世界はニーズが高いもののなかなか大幅な改善がされていない市場になります。その結果、未だにプリントスクリーンボタンを押して、それをPowerPointに貼付けてメールで送りつけてくる、なんてのがまかり通っているのが現実です。

PowerPointに貼付けた場合、矢印や追加のテキストで分かりやすくできるのがメリットだったりするのですが、そもそもプレゼンテーションソフトウェアで行うことでもないでしょう。この手の分野におけるデファクトが登場してくれると、みんなが助かりそうです。

via Sharex: take screenshots and upload local data to remote locations

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