コマンドの結果を通知する際に。ターミナルで使える通知センタークライアント「terminal-notifier」
terminal-notifierはターミナル上で使える通知センタークライアントです。
Mac OSXの最新版、Mountain Lion(10.8)がリリースされました。目玉機能の一つが通知センターになります。元々Growlという仕組みがサードパーティーからリリースされていましたが、本家の登場によって状況が変わる可能性があります。そんな通知センターに対してターミナルからメッセージを送れるのがterminal-notifierです。
terminal-notifierは単純なメッセージの他に、タイトルやグループ、クリック時に実行するアプリケーションのID、URL、コマンドを送れるようになっています。コマンドラインで使えるのでシステムの実行結果を通知センターで受け取ったりするのに便利そうです。
terminal-notifierはObjective-C製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
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通知というのは善し悪しがあります。実行結果や処理内容を知るのには便利ですが、IMやメールのようなメッセージ系アプリで有効にすると頻繁に表示されるために集中力が途切れてしまいます。通知を有効にするアプリ、有効にしないアプリは適切に選択する必要があります。また、アプリによっても通知してほしい内容、して欲しくない内容があるでしょう。
すぐ知らなければならない情報というのは意外と多くありません。大抵は後でも十分な情報が殆どです。そんな情報のために集中力が途切れるのは勿体ありません。いっそ通知をばっさりと切ってしまう(時間帯によってや特定のアプリを起動する)など、通知センターに対するニーズはこれから多数出てきそうです。