つぶやきたいけど公開したくない、そんな独り言を実現する「Hitorigoto」
Hitorigotoは非公開で独り言をして、その中からTwitterにも投稿できるソフトウェアです。
Twitterを使っている時には、つぶやきたいけど公開はしたくない、つまり独り言として記録だけしたいと思うことがあるかも知れません。そんなのはチラ裏だと言うかも知れませんが、どこに書くかは個人の自由です。そこで使ってみたいのがHitorigotoです。
Hitorigotoは付箋紙風にメモを残せます。後はその中から自由にツイートさせられます。ツイートしなければそれは独り言として残しておけます。数は黄色、緑、ピンクの3つまででそんな制限も面白いのではないでしょうか。ツイートするとその付箋は自動的に消えます。
HitorigotoはRuby/Sinatra製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。
MOONGIFTはこう見る
Webサービスを作る際に、ユーザが自分のデータを公開するか、非公開にするか選択できる機能というのはよく議題にあがるポイントです。選択できる方がユーザにとって選択肢を与えるという意味で便利だと言う意見が多いのですが、選択肢というのは時にユーザを混乱させるだけの要素になります。面倒な機能があるとユーザはむしろ離れてしまいます。
先日、はてなブックマークがブックマーク単位の公開、非公開機能を無料ユーザにも使えるようにしました。しかし恐らく殆どのユーザが利用しないと思われます。選択肢があるというのはユーザにとっては却って不都合になるケースがあるのです。Twitterが140文字制限があるのと同様、公開/非公開をユーザ単位でしか実行できないのもそういった選択肢を減らす目的があると思われます。