Zen-PlayerをObjective-Cに移植「ZenPlayer-for-iOS」
ZenPlayer-for-iOSは超シンプルなオーディオプレーヤのiOS版です。
海外ではZen（禅）という言葉が好まれています。無駄が一切ない、それでいて必要十分な機能を備えたサービス、ソフトウェアに好んでつけられます。今回紹介するZenPlayer-for-iOSはCSS3とJavaScriptで作られたZEN-PlayerをObjective-Cに移植した音楽プレーヤです。
こちらはがメイン画面。
再生中です（デモアプリなので音楽は流れませんが）。
Forward/Rewindボタンで音量らしきゲージを変更できます。
ゲージの色を変更できます。
デザインは悪くないのですが、音量の上げ下げ（？）に際してボタンを使うというのはあまり格好がいいとはいえません。しかし自分のiPhoneアプリの中にシンプルな音楽プレーヤ機能を持たせたいと思ったならば使ってみると良さそうです。
ZenPlayer-for-iOSはObjective-C製、BSD Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
機能美という言葉はまさにiPhone、iPadのためにある言葉と言えるでしょう。それだけにサードパーティーによるアプリもそれなりのデザインが求められます。Appleでもそのための指針をリリースしています。そこで生まれた統一感や慣れた操作性がまた、機能美を感じさせるのでしょう。
しかしAppleが提示するガイドラインやコンポーネントをそのまま使ってもまず流行らないのは確かです。ユーザにウケようと思ったならば、その垣根を越える操作性を生み出さなければなりません。その際に役立つのは無駄を省いた、Zenという考えではないでしょうか。