tween.jsはActionScriptのTweenクラスを真似たJavaScriptアニメーションライブラリです。

かつてオンラインでアニメーションを表現しようと思ったならばFlashかGIFアニメーションを使うのが一般的でした。しかし今後JavaScriptの採用が増えていく中では別な作法を学ばなければなりません。そこで今回はJavaScript製のアニメーションライブラリtween.jsを紹介します。


デモ1。四角のエレメントが左右に動き回ります。


1,000本のバーが左右に動きます。


4096個のセルが徐々に色を変化させます。


グラフです。様々な描き方に対応しています。


動画の再生に合わせて右に動いていくデモです。同期されているのがポイントです。

tween.jsはActionScriptのTweenクラスを模して作られているとの事です。Gzipしても1.6MBあるとのことでかなり大型のJavaScriptライブラリと言えるでしょう。しかし既に多数のサイトでの利用実績があり、そのインパクトはかなり強いと思われます。今後を考える上で見逃せないライブラリでしょう。

tween.jsはJavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトhウェアです。

MOONGIFTはこう見る

AdobeはAndroid向けのFlash Playerの提供を停止しました(既にインストールされているデバイスはセキュリティアップデートのみ行われます)。iOSでは元々対応していません。そしてモバイルファーストの流れがあります。先にスマートフォン向けのサイトを作りつつ、デスクトップ版を考えた時にあえてFlashを採用するメリットはなくなるでしょう。

今後Flashを用いた新規のWebサイト開発は急速になくなっていくと思われます。しかしFlashでしか表現できないコンテンツがあるのも確かです。そうした機能をどんどんJavaScriptに置き換えていく、そんなプロジェクトが今後人気を集めるのではないでしょうか。

デモ:http://learningthreejs.com/data/tweenjs_for_smooth_animation/tweenjs_for_smooth_animation.html

実例:Androidify

sole/tween.js · GitHub