ios-image-filtersはInstagramライクな画像編集を行うiOS用ライブラリです。

Instagramが流行った理由の一つが撮影した写真を手軽にいい感じに加工できる機能があったことではないでしょうか。そうした写真の加工を行えるiOSライブラリとしてios-image-filtersを紹介しましょう。


起動しました。画像とスライダによる調整、そしてイフェクトの種類を変更できます。


スライダーを動かすとその場でイフェクトがかかります。


フィルターは多数用意されています。


ノイズやコントラスト、明るさの調整もできます。


うまく使えばいい感じに調整できるはずです。

ios-image-filtersではパッケージされたフィルタをタップ一つで適用したり、自分の好みに調整できるフィルタを使って細かく編集ができるようになっています。ios-image-filtersをベースに使えばカメラアプリがさらに華やかになりそうです。

ios-image-filtersはiOS用Objective-C製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

少し前まで、カメラや写真というのはいかに奇麗に、いかに現実に忠実に撮影できるかが評価基準になっていました。インスタントカメラが出てきた頃にはいかに手軽に撮れるかが重視されましたが、それでもやはり奇麗さにこだわりが感じられました。変わってきたのは携帯電話のカメラが出てきた頃からでしょう。

カメラがその瞬間を忠実に残すものではなく、思い出を残すものに変わってきました。またソフトウェアベースの加工も当たり前になっています。そうなるとカメラに求められるのはいかに写真を楽しめるものにするか(顔認識や目を大きくするのはその一つでしょう)で、ハードウェアが重視されていた時代からソフトウェアの時代に移り変わっているのを感じさせます。

esilverberg/ios-image-filters