I/O 2012 SlidesはGoogle I/O 2012にあわせて作られたスライドテンプレートです。

Androidの新バージョンやNexus 7、Googleグラス、Google Compute Engineなど今年も様々な発表があったGoogle I/O 2012ですが、その中で使われたスライドのテンプレートがI/O 2012 Slidesです。Googleらしく使い勝手の良い、それでいて効果が格好いいスライドテンプレートになっています。


最初のスライド(実際にはスプラッシュが入るので2枚目ですが)。


機能は色々。


スライド一覧。oキーでいつでも呼び出せます。


コードスニペットの一部だけを目立たせられます。


スピーカーノートの表示。


画像の表示も問題ありません。


テーブル表示。


フルイメージ。


スライドの中にiframeを使って外部サイトを表示できます。


こちらはプレゼンターモード。


プレゼンターモードならノートも表示されます。

プレゼンテーション用途なので、プレゼンターモードを使うとウィンドウが二つ開いてプレゼンターの操作によってもう一つのスライドも動くようになります。また片方は読み取り専用になります。文章の記述にはMarkdownが使える点もポイントが高いです。ブラウザはGoogle Chrome、Firefox、Safariの他、iOSやChrome for Androidも使えます。

I/O 2012 SlidesはHTML/JavaScript製、Apache License 2.0のオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

個人的にはプレゼンターモードがあること、そしてiOSで動くという所がポイント高いです。サービスのスライドをWebサイトにおいておけば(それこそDropboxで良いと思いますが)、持ち歩いているiPhoneやiPadでいつでもプレゼンテーションができます。ノートPCを開いたりするのに比べるとあっという間です。

PDFでも良いですがダウンロードに時間がかかるのが難点です。ネットワークさえあればすぐに使える方が効率的でしょう。スライドは見た目のインパクトこそ重要なので、PowerPointの代わり映えしない資料では見せられた瞬間げんなりしてしまいます。そうならないためにも工夫してしかるべきでしょう。

デモ:Title Goes Here Up To Two Lines - Google IO 2012

io-2012-slides - HTML5 slide template for Google I/O 2012 - Google Project Hosting