誤った利用を防ぐために。このソフトウェアのライセンスは何かを特定「JNinka」
JNinkaはソースコードライセンス識別エンジンninkaのJavaフロントエンドです。
自分が使っているライブラリのライセンスはきちんと把握しているでしょうか。時折GPLのコードが混ざっていて騒ぎになるといったニュースもあります。そこで予めそうした問題が発生しないようチェックする際に使いたいのがJNinkaです。
こんな感じでライセンス明記がある場合はそのライセンスを表示してくれます。
JNinkaはPerl製のソフトウェアninkaのJavaフロントエンドです。ターミナルでninkaを使っても良いですが、オプションが多数あるので使い方に迷ってしまうかも知れません。そんな時にはディレクトリと出力先ファイル名さえ決めれば良いだけのJNinkaが手軽です。
JNinkaはJava製、GNU Affero General Public Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
GitHubは簡単にコードを公開できるとあって、みんなが多数のリポジトリでソースコードを公開しています。その弊害としてライセンスが明記されていないソフトウェアも数多くあります。最初は「自由に」と思っても後で気が変わるかも知れません。そんな心変わりを適切に防ぐためにもライセンスは大事なものです。
オープンソースは素晴らしい活動ですが、ライセンスが多数存在するのが問題です。大抵似通ったものですが、それぞれに注意点があります。それが企業におけるオープンソース活用を抑制してしまっているとすればとても残念なことです。さらに普及するためにも正しいライセンス知識を手軽に入手できる仕組みが必須と言えるでしょう。