ブログにどうぞ。WebページにGitHubリポジトリを埋め込む「Repo.js」
Repo.jsはGitHubリポジトリをWebページ内に埋め込めるようにするJavaScriptライブラリです。
GitHubの新しく想像した価値の一つがソースコードは魅力的なコンテンツになるということです。Gistもそうですがソースコードをブログの中に埋め込んでいる人が多数います。そこでさらに一歩勧めてリポジトリ自体を埋め込んでしまえるのがRepo.jsです。
ユーザとリポジトリの名前を指定すると、その下にファイルが一覧されます。
もちろんハイライト付きのソースコードビューワーもあります。階層もたどれます。
Repo.jsはユーザ名とリポジトリ名を指定して取り込みます。つまりオープンなリポジトリであれば誰のものでも埋め込みができます。さらにmasterだけでなくブランチを埋め込むこともできるので、後はその解説をつけてブログの記事に仕上げることもできそうです。
Repo.jsはjQuery/JavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
オープンソース・プロジェクトとはソースコードをコンテンツにしたコミュニティ活動に他なりません。にも関わらずかつてのリポジトリサービスではプロジェクトの概要やWiki、フォーラムに力を入れる一方、ソースコードはごく隅にリポジトリを提供する程度でした。ソースコードレビューでさえGoogle Codeくらいから登場した機能です。
これでは開発者同士の共通言語がなく、対話が弾む訳がありません。ソースコードからドキュメントを生成するライブラリがあるのですから、ソースコードから会話が生まれる仕組みくらい難しくないでしょう。もっとソースコードの持つ可能性に目を当てれば、面白いサービスも考えられるはずです。