TagitはMac OSX用のファイルへのタグ付け補助ソフトウェアです。

Webサービスでは大抵使われているタグ。これをファイル管理に応用しようと言う試みは多数ありました。Tagitもその一つですが、検索がSpotlightを使っているという点において便利かも知れません。


検索ウィンドウです。タグ名を入力します。


こちらはタグをつける画面です。


こんな感じに入力します。


検索ウィンドウにも反映されます。


タグを入れると検索画面に切り替わります。

Tagitはとにかくシンプルな機能を提供しています。タグ付けする画面はかなりシンプルです。全てのファイルにタグ付けするというよりも、自分の必要なファイルだけタグをつけておくというイメージかも知れません。そして検索も専用のウィンドウでも良いですし、Spotlightをそのまま使っても良くなっています。シンプルなだけに手に馴染むかも知れません。

TagitはMac OSX用のソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

個人的にはタグ付けという行為自体は殆どしなくなっています。Deliciousに放り込んでいるブックマークはURLとタイトルのみで、タグは使っていません。通常、タグとして使われている情報は本文から特徴語を抽出して選べるレベルの情報でしかありません。これではわざわざ手入力する意味はないでしょう。

勉強になるのはニコニコ動画のタグです。視聴者が勝手につけたタグですが、思いもしなかったタグをつけられることがあります。そうしたタグで絞り込むと新しい魅力に繋がるケースもあります。そう考えるとファイルシステムにおけるタグというのは社内で共有したりする方が良いのかも知れません。

Tagit - Simple tagging and rating for OS X