オープンソースで実現。オンラインからローカルコンピュータにつなぐ「Pagekite」
PageKiteはローカルサーバのコンテンツにインターネットからアクセスできるようにするソフトウェアです。
ServersManというサービスがあります。スマートフォンやタブレット、PCをクラウドストレージ、サーバに変身させてしまいます。それをオープンソースで実現するのがPageKiteです。
インストール中です。一行のコマンドを実行するのみで簡単です。
起動します。この場合、ローカルの80番をPageKiteのサーバとつなぐという指定です。
設定は書き残しておけるので二度目の起動からは実行するのみになります。
URLはインターネット上ですが、コンテンツはローカルを見ています。
PageKiteではSSHやHTTPでローカル環境にアクセスできるようになります。ローカルをそのまま公開するのはもちろん、自宅やオフィスのマシンをPageKiteに登録すればリモートからシステムを利用できるようになり便利そうです。Facebookアプリを作る際に外部ドメインを登録してといった使い方もされているようです。
PageKiteはPython製、GNU Affero General Public Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
DropboxやServersManなど、リモートとローカルという垣根を破壊するようなソリューションが増えています。従来、Webアプリケーションはオンライン上にデータを蓄積するものが多かったですが、最近では両者をシームレスにつなぐものが出ています。
これまではVPSをはじめとして、複雑な仕組みを用いるものが多かったですが、最近ではごくごく手軽に実装できてしまいます(iCloudのどこでもMacも簡単です)。そういったソリューションを活用すれば社内外を越えたコラボレーションも可能になるでしょう。