Online reStructuredText editorはWebブラウザ上でreStructuredTextを記述できるソフトウェアです。

最近は様々なテキスト記法がありますが、その一つがreStructuredTextです。記法にまだあまり慣れていない、そんな方でも気軽に記述できるようになるのがOnline reStructuredText editorです。


メイン画面です。左がエディター、右が変換された後の文書が表示されます。


サンプルの記述です。ツールバー部分のボタンを使うと記法が自動で挿入されます。


リアルタイムのコードチェックも入っています。


日本語も問題なく扱えます。


リストを使ってみました。リストの自動挿入などはありません。


Natureに切り替えるとCSSを当てた見栄えになります。

対応しているマークアップは見出しや文字装飾、リスト、画像やリンクの挿入など多数あります。作成した文書は保存可能で、ユニークなURLが生成されますので、それをコピーしておけばいつでも編集ができるようになります。

Online reStructuredText editorはPython製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

記法はMarkdownやreStructuredText、Textile、RDocなど多数存在します。どれが優れているかは分かりませんが、選定する基準としては手に馴染むかどうかが大きいのではないでしょうか。そしてそれと決めたらとにかく使い込むというのが大事でしょう。

MS Wordなどで文書を記述するのに比べて検索やバージョン管理システムとの相性もよく、他のフォーマットに“奇麗に”変換できるのがメリットです。逆にデメリットとしては画像や他のドキュメントを埋め込んだりといった操作が苦手という点ではないでしょうか。そのためインタラクティブなドキュメントを作成する場合には不向きと言えます。

Online reStructuredText editor

anru/rsted