WebでTitaniumの画面生成コードをさくっと作る「Titanium Form Designer」
Titanium Form DesignerはWebブラウザ上でTitaniumのUIコードを生成するソフトウェアです。
TitaniumはJavaScriptのコードの中でUIを定義して画面を作成します。プログラマーにとっては分かりやすいかも知れませんが、慣れてくると面倒に感じるかもしれません。そこでTitanium Form Designerを使ってビジュアル的に画面を作成してみましょう。
作成画面です。左側からコンテンツを中央の画面にドロップします。
右側にソースが表示されています。これをコードに貼付ければ画面が作成されます。
Titanium Form Designerではまだ単純に追加したオブジェクトごとに画面を生成するくらいしかできませんが、そこは将来性に期待といったところでしょうか。また基礎的なコード生成のみで、Includeを使ったようなコード生成には対応していませんのでご注意ください。
Titanium Form DesignerはHTML/JavaScript製、BSD Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
TitaniumはJavaScriptを使ってiOS/Androidアプリを作れる優れたフレームワークですが、個人的にはあまり大型のアプリを作るのには適していないのではないかと考えています。その意味ではTitanium Form Designerで生成されるコードを改造しつつ作れるアプリくらいがちょうど良いのではないでしょうか。
大型なアプリを作っていくと、徐々に突っ込んだ仕組みが欲しくなるのですが、Titaniumでは物足りなくなっていきます。そのためモジュールを作るのですが、それではれば元々Objective-Cで良かったり、Androidとの整合性を取るのが非常に大変になってきたりします。ライトなアプリをさくっと作るのにはぴったりなので、その意味ではTitanium Form Designerくらいの作りはちょうどいいかもしれません。