unChromiumはunDonutのレンダリングエンジンをChromiumに変更したWebブラウザです。

2001年くらいはIEコンポーネントを使ったタブブラウザが隆盛でした。そんな時、個人的に使っていたのがunDonutです。そして年月は流れ…unDonutに新しい魅力を追加してかえってきたのがunChromiumです。名前の通り、unDonutのレンダリングエンジンをChromiumにしたWebブラウザです。


起動!このキャラは…安堂なつさんとでもおっしゃるんでしょうか?6年4組なので推定11歳?


おお、ちゃんと見られるぞ!(失礼)


HTML5も動くぞ!


Chrome 18相当だそうです。


オプションが豊富なのはunDonutの証(どこまで使えるか分かりませんが)。

WebKitベースのレンダリングエンジンが使いたいと思いつつも、Safari for Windowsの酷さに辟易していたり、Google Chromeの随時行われるバージョンアップに疲れ果てたという方にはぴったりかも知れません。懐かしのブラウザの雰囲気を思い出すのにも良いでしょう。

unChromiumはWindows用のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

MOONGIFTはこう見る

WindowsにおけるWebKitベースのブラウザはSafariとGoogle ChromeそしてChromiumがあります。Safariは独自のテキストレンダリングを実現していますが、ユーザビリティは高くありません。Chromeはユーザも多く、利便性は高いのですがGoogleに取り込まれる点を懸念する人も多いです。

かつてIEコンポーネントが隆盛だったのと同様にレンダリングエンジン(WebKit)を抜き出して独自のタブブラウザを開発するのも決して悪くはなさそうです。FacebookやTwitterと思い切り密接に関連づけてみたりするのも面白そうです。unChromiumを参考になるのではないでしょうか。

amate/unChromium