ImageSnapはiSightなどのWebカムをキャプチャして画像を保存するコマンドラインツールです。

Webカムの動画チャット以外での利用を考えてみましょう。幾つか面白いプロダクトも出始めています。しかしデバイスに接続してデータを取得して…というのは大変そうです。そこで使ってみたいのがImageSnapです。


使い方は簡単、コマンドを実行するのみ。


撮れた写真。背後をこっそり撮影するのにも使えるかも?

デフォルトでiSightを使って撮影をしますが、別なデバイスを選択して撮影もできます。また、指定時間ごとに撮影を繰り返したり、一定時間後に撮影を行うという設定もあります。

ImageSnapはObjective-C製、Public Domainのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

iSightに限らないですが、Webカムの利用はあまり進んでいません。動画チャットくらいでしか使われておらず、そもそも動画チャット自体日本ではニーズが高くありません。そんな中、Webカムをどう使うかというアイディアから取り組む必要があります。

画面に映し出してAR認識に使うのも良いでしょうし、Webサービスと組み合わせても面白いかも知れません。しかしWebカムに接続してデータを解析というと相当大変なイメージがありますが、ImageSnapを使えばコマンド一つで画像が取得できます。これは使えるツールではないでしょうか。

ImageSnap: Capture images from iSight and other sources from the command line

alexwilliamsca/imagesnap