HTML5で作られたポータル風ゲーム「Stick Portal」
Stick Portalは棒人間による2Dのポータル風ゲームです。
ポータルというゲームがあります。壁に二つの穴を開けて、その間を移動できるようにするポータル銃を使ってパズルを解き、ゴールを目指すゲームです。そんなポータル風ゲームをHTML5で再現したのがStick Portalです。
まず基本。左にいるキャラクターを右にある四角まで持っていけばゴールです。
ちょっと高い場所にゴールがあります。真ん中にある踏み台を使うと高くジャンプできます。
やっとポータルらしい場面です。太い線の部分にはポータル銃で穴があけられます。
こんな感じの面も。ポータル銃は穴だけでなく、物体の移動にも使えます。
邪魔するキャラクター登場。放ってくる弾に当たっても死にませんが、一気に吹っ飛ばされます。
今のところここが最終ステージ。邪魔するキャラクターをかわしつつゴールを目指します。
本家ポータルは3Dゲームであり、棒人間のポータルではなかなか醍醐味が味わえないかも知れません。が、それでもやはりポータル銃を使って移動するのは面白いです。コミュニティベースで様々な面が作られていくと盛り上がりそうです。
Stick PortalはJavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
オープンソースのゲームというのは一つの可能性を秘めています。それは構造がオープンになっていることで、コミュニティベースでステージを作っていける可能性があるということです。ゲームとしてのフレームワークを提供し、その中身についてはみんなが作って、それをみんなでプレイできるという楽しみ方です。
従来ゲームはステージを含めて全て自分たちで作る必要がありました。作り手と遊び手が完全に分かれていたと言えます。しかしソースが公開されているならば、そのステージ作成も自由です。それがオンラインならばステージを登録できる仕組みを作れば、まさにプラットフォーム化する可能性があるでしょう。