BlocklyはGoogle製のブロック連結型プログラミング言語です。

みんな大好きレゴブロック。ブロックを組み合わせていくだけでどんなものでも自由に造形できます。あんな感じにプログラミングできてしまうのがBlocklyです。Google製のビジュアルプログラミング言語で、面白いことが色々できそうです。


デモです。move forward、つまりまっすぐ進むというアクションです。


アクションは色々あります。右回転、左回転などなど。


ブロックさながらに連結させます。


色々つなげて実行しました。これでゴールまでたどり着けます。


こちらは計算用ブロック。


こんな感じにつなげられます。


それをJavaScriptで表すとこんな感じです。


Dartでの表現。


Python。


XMLも用意されています。


ifや以上以下を使った判定処理もできます。


ifはさらにブロック内部で細かく作ることもできます。

Blocklyでは判定処理、テキスト、計算処理など様々な機能がブロックになっています。Yahoo! Pipesにも似ていますし、Aliceにも似ています。ビジュアルを使うだけにあまり複雑なものは難しいかもしれませんが、逆にコードにすると長いものでも可視化すると意外と単純に答えが出るなんて場合もあるかも知れません。

BlocklyはJavaScript製、Apache Lincese 2.0のオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

ビジュアライズされたプログラミングは幼児や小学生がはじめて触るプログラミングという意味ではとても面白いのではないでしょうか。レゴでもマインドストームを使ってロボットを作成したり、プログラミングで制御したりできます。プログラミング言語を覚えようとするとなかなか腰が重たくなりますが、ロボットや何かしら動く物を作り出すというのは面白い経験でしょう。

敷居が高いことを誰でも、それこそ幼児からできるようにすると市場が一気に広がる可能性があります。特に子供は大人が使っているものを触ってみたいと考えるものです。プログラミング言語に限らず、自分が使っているものの子供版を作るとどんな展開がありえるか考えてみると面白いかもしれません。

デモ:Blockly Demo: Maze

デモ:Blockly Demo: Code

デモ:Blockly Demo: RTL

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