slideshow.htmlはHTML5製のプレゼンテーションソフトウェアです。

最近ではHTMLベースのプレゼンテーションソフトウェアが増えてきました。HTMLのみで一から作るのも良いですが、今回はslideshow.htmlを紹介します。Rubyのサーバアプリケーションを使ってファイルを更新する度に自動でスライドショーを作成します。


最初の画面です。


矢印キー、スペースキー、マウスなどでスライドを切り替えます。


表示は順番に行われます。順を追って説明したりするのに便利そうです。


文字は大きめで分かりやすいです。


書き方。sectionで区切ります。スタイルはscopedをつけてスライドごとに適用します。


スワイプ操作も対応しているとのことで、iPadを使ったプレゼンにも向いていそうです。


フルスクリーン表示対応です。

slideshow.htmlはマスターに加えて各スライドを別ファイルで用意します。後はwatchを使ってファイルが更新される度にコンパイルして一つのスライドファイルにします。ファイルが一つであれば配布も容易で、オンラインにアップデートして閲覧するのも手軽で良さそうです。

slideshow.htmlはRuby/JavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

最近はライブラリも肥大化しており、ファイルを分割して利用するのが当たり前になっています。しかし、プレゼンテーションのように一つのファイルですべてをこなすのであれば全てコンパクトにまとめてしまうのは十分ありと言えるでしょう。サイズは肥大化しますが、コネクション数は少ないので結果として高速ですし、ファイルのパスを考える必要もなくなります。

Webページの表示が重たい時に考えるべきなのはネットワークの転送量とコネクション数でしょう。小さなアイコンやファイルが多数ある場合は画像をまとめてSprite画像にするといった工夫で対応を考えるべきです。また、その時にしか使わないファイルであればいっそ埋め込んでしまうというのも手なのかもしれません。

slideshow.html

dmfrancisco/slideshow.html