SPDY indicatorは閲覧しているWebサイトがSPDY対応か否か分かるGoogle Chrome機能拡張です。

Googleが提唱し、HTTP 2.0で導入が検討されているSPDY。まだ有名どころのWebサイトでしか導入はされていませんが、対応ブラウザであればかなり高速化されると言われています。そんなSPDYの対応状況をチェックするのに使えるGoogle Chrome機能拡張がSPDY indicatorです。


インストールします。Chrome Web Storeで配布されています。


TwitterはSPDY対応です。アドレスバーの右のアイコンが黄緑に光っています。


Googleももちろん対応。

SPDYはFacebookもまだ導入していなかったり、普及はまだまだですが既存のネットワークに影響を与えずにWebアクセスが高速になるのであればぜひ導入を進めてほしい技術ではあります。SPDY indicatorをインストールしておけばその普及の広がりをチェックしたり、自分のサイトにSPDYを導入してちゃんと有効になっているかどうか確認できるでしょう。

SPDY indicatorはGoogle Chrome用のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

MOONGIFTはこう見る

SPDYはApacheにはモジュールが、node.jsにもライブラリがあります。nginxでも1.3系においてSPDY対応が進められています。サーバ周りの環境は徐々に整ってきたと言えます。WebブラウザではGoogle Chromeはもちろん、Firefox11以降で対応しています。その他のブラウザではまだまだのようです。

HTTP2.0まで待つのも良いですし、試しで使ってみても良いでしょう。ネットワークやサーバ負荷が低くなる効果があるので、アクセスログを確認してGoogle ChromeやFirefoxが増えていれば導入してみると良さそうです。

Chrome SPDY indicator | Guillermo Rauch’s Devthought

Chrome Web Store - SPDY indicator

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