capturejsはnode.jsを使ったWebサイトのスクリーンショット取得ツールです。JavaScriptを使って一部の変更ができます。

Webサイトのキャプチャツールは人気がありますが、capturejsはとても面白いツールです。まるごと画像化するだけでなく、DOMセレクタを使ったりJavaScriptを使ってコンテンツを改変した上で画像化できます。


まずセレクタを使った例です。


ヘッダー部分だけ画像化できています。


次はロゴをhiddenにした場合。確かに画像が消えています。

オプションとしてユーザエージェントを指定したり、Cookieファイルの指定、タイムアウト時間の指定、ViewPortの設定もできるようになっています。コンテンツの一部だけを画像化したいといったニーズにぴったりなソフトウェアです。

capturejsはnode.js/JavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

Webサイトのサムネイルツールと言えば画面全体のスクリーンショットを撮影するものが殆どですが、これではだいたいの特徴は分かっても見るべき場所が分からないという問題があります。また、同じドメイン以下であるとどのスクリーンショットも同じような結果になってしまいます。これではインパクトが薄れてしまうでしょう。

求められているのは新しいサムネイル化です。例えば記事中のメインとおぼしき画像をピックアップしたり、capturejsのように指定したDOMだけを取得するのも良いでしょう。他にもスマートフォン専用という手もあります。新しいチャンスが眠っているかも知れません。

superbrothers/capturejs