Twitter製。LESSからCSSを生成「RECESS」
RECESSはTwitter社が開発したLESSからCSSへコンパイルするソフトウェアです。
最近はCSSもそのままではなくLESSやSassを使って書くケースが増えてきました。そこで紹介したいのがRECESS、Twitter社の開発したLESSコンパイルツールです。
RECESSを使うとLESSからCSSへの変換はもちろん、短縮化もできます。IDや.js-で始まっているクラス、div#foo.barのような書き方、アンダースコアを使っている場合などに注意を出す機能があります(オプションで出さないようにすることもできます)。さらにディレクトリを監視してファイルを更新すると自動で変換と言ったこともできます。
その他APIがあり、node.jsのスクリプトと組み合わせて使うこともできます。
RECESSはnode.js/JavaScript製、Apache License 2.0のオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
TwitterのBootstrapは世界的にも人気が高く、利用サイトはもちろんBootstrapを使ったWebサービスも多数登場しています。そんなTwitter社がLESSを推してくれば自ずとLESSのシェアが拡大するかも知れません。CSSと文法は異なるものの、CSSで足りないと感じていた機能が追加されていますので一旦覚えてしまえば生産的に記述できるようになるはずです。
JavaScriptでCoffeeScriptが流行っているのと同様に、今後CSSについてはLESSやSassなどが幅広く取り入れられていくはずです。その際には別途ツールを組み合わせつつ、より手間なく作業できるようにするのが良いでしょう。この手のツールはたくさんあるので、自分のスタイルにマッチしたものを選んでください。