named_emojiは絵文字をシンボルで指定しつつ、Unicodeを返してくれるライブラリです。

絵文字は日本の携帯電話から広がり、Googleでも採用されるなど徐々に浸透されてきています。さらにCampfireやBasecamp Next、GitHubでも採用されています。そんな絵文字を手軽に使えるようにするRubyライブラリがnamed_emojiです。


インストールしました。RubyGemsを使って簡単にインストールできます。


NamedEmoji[:smile]といった具合に実行するとUnicodeが出力されます。この:smileというのはBasecamp Nextなどで使われているチートシートのものを使っています。


コマンドとして実行もできます。

絵文字は画像ではなくUnicodeの中で定義されています。デスクトップではまだ表示できませんが、アイコン画像に変換してくれるサービスもあります。共通のコードを使えばより会話が楽しくなるでしょう。

named_emojiはRuby製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

絵文字の文化はチャットアプリケーションなどでは一般的ですが、各ソフトウェアごとに基準が異なっていました。携帯電話でもキャリアごとに定義が違いましたが、最近ではそれらを統一する動きがあります。Unicodeでサポートされるようになっていることもあって、より絵文字が当たり前になっていくことでしょう。

デスクトップではまだまだ馴染みが薄いですが、将来的にはフォントの一部としてサポートされていくと思われます。画像として表示するのではあまりにも面倒です。次に求められるのは絵文字を容易に入力できる仕組みかも知れません。それを考えてみるのも面白そうです。

jugyo/named_emoji