Juxtaは学者向けのテキスト照合ソフトウェアです。

複数のテキストがあった時に、その比較を行う方法として用いられるのが差分(Diff)ツールです。Diffツールは主にプログラマー向けですが、さらに文学者向けに発展させたのがJuxtaです。


左側にメモの一覧、右上がコンテンツ、右下がソースとなっています。


ドキュメントのプロパティです。


ドキュメントの一部を連携できます。


ノートにこれまでの連結部分がリストアップされます。


ノートにメッセージを記録しておけます。


二つの文書の差分を確認できます。


差分をグラフ化できます。

Juxtaのサンプルとしては有名な詩などを使ってその類似度をチェックしたり、差分をグラフィカルにして比較、検討できるようにしています。うまく使うことで繰り返し出てくる文言をチェックしたりもできるようです。文系の学生などが用いると面白いのかも知れません。

JuxtaはJava製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

よく文系、理系と言った区別をしますが、理系こそ文系の、そして文系こそ理系の知識が必要と感じられる場面は多数あります。例えば理系はデジタルにロジスティックに物事を捉えて効果的な解決法を考えますが、それでは一般的にウケが良いとは限りません。もっとフィーリングが大事なケースは多々あります。

文系の人にすればもっとデジタルなツールを活用し、自分で開発したりして取り組めば作業が大幅に効率化できるケースが多々あります。向き不向きで判断するのではなく、チャレンジとして進めるべきです。そういった意味では理系のフィールド以外ではまだまだ開発すべき分野は多いのかも知れません。

Juxta | Collation Software for Scholars

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