ブラウザゲームを作ろう。様々な種類に対応したJavaScriptゲームエンジン「The Render Engine」
The Render Engineはクロスブラウザに対応したデスクトップブラウザ向けのJavaScriptゲームエンジンです。
ここ数年ゲームが人気です。特にWebブラウザやスマートフォンなどで遊べるものが注目を集めています。そこで知っておきたいのがThe Render Engineです。クロスプラットフォームで使えるデスクトップ向けJavaScriptゲームエンジンです。
アステロイドです。十字キーで移動しつつ、Zキーで弾を撃ちます。
人間が倒れるデモ(関節などでオブジェクトが接続されていて、それらが関連しつつ動きます)。
The Render Engineはクロスブラウザではありますが、それでもIE6〜8についてはCanvasをサポートしていないので利用は勧めていません(ChromeFrameを使ってほしいとのこと)。機能が多数あるので汎用的なゲームエンジンとして使えそうです。
The Render EngineはJava/JavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
JavaScriptによるゲームエンジンも多数出てきました。この手のフレームワークの面白いところは、ゲームという業界でプレーヤとして参入するのではなく、あくまでも技術力をメインに入っているという点です。実際のゲームは開発できなくとも、その周囲の技術で利益をあげられる可能性があります。
今後、Angry Birds風なゲームがすぐ作れるようになるライブラリや、カードゲームのライブラリなど様々なパターンのゲームに対応したライブラリが出てくることでしょう。今流行っているゲームを見て、そのゲームを抽象化したライブラリを作ってみるのは面白そうです。