あの時僕はどんな気分だったか、を記録するコミットフックシステム「lolcommits」
lolcommitsはGitのコミット時にWebカムで撮影して画像をログとして残すソフトウェアです。
コミットした時ってどんな気分だろう。新しい機能を追加してハッピーか、バグを修正してバッドか、はたまたテストに翻弄されてうんざりか…そんな気分をログしておいてくれるソフトウェアがlolcommitsです。
任意のGitリポジトリ上で実行します。これで準備完了です。後はコミットするだけです。
コミットするとこんな感じでWebカムを使ってスクリーンショットが撮られる仕組みです。
撮影した写真はホームディレクトリの.lolcommitsディレクトリの中に保存されるようになっています。コミットのキーとそのログメッセージとともに保存されるので、後は見返した時に「あーこんな気分だったなぁ」と感慨深く振り返れるようになっています。
lolcommitsはRuby製、Windows/Mac OSX/Linux用のオープンソース・ソフトウェア(LGPL)です。
MOONGIFTはこう見る
様々なライブラリやHTML5の発展によってWebカムが利用しやすくなっています。これまではチャットくらいしか使い道がなく、さらにFlashかネイティブのアプリケーションからしか使えませんでしたが、利用範囲が広がれば新しい使い道も生まれてきそうです。
PC紛失時に現場の撮影に用いるといった使い方や、Kinectのような入力システムとしての利用など面白い使い道は色々浮かびそうです。外部のシステムと組み合わせたり、ローカルのファイルと組み合わせたりすればさらに広がりがあるのではないでしょうか。