ChronoZoomは宇宙の歴史を飾るHTML5製の年表です。

先日MS Researchとモスクワ大学、カリフォルニア大学が公開した宇宙の年表、ChronoZoomはCodePlexにてソースコードが公開されています。


最初の表示です。左がビッグバン、右が現在になっています。


クリックすると拡大して詳細が表示されます。動画の再生も可能です。


現代(といっても地球誕生くらいからですが)になるとだいぶ区切りが細かくなります。


年表以外の情報も出せます。


スノーボールアースです。全表面が氷に覆われています。


最後は恐竜を絶滅に導いた巨大隕石の落下を紹介しています。


検索機能もあります。

ChronoZoomはHTML5で作られており、クリックやドラッグ、ズーム/パン操作でダイナミックに変化します。使いどころは難しいですが、同じような年表を実現したいと思った時に参考になるかも知れません。

ChronoZoomはHTML5/JavaScript製、Apache License 2.0のオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

最近、年表系のソフトウェアやライブラリを良く見かけます。従来であればFlashを使わざるを得なかったのですが、最近ではHTML5/JavaScriptで十分に表現力の高い年表が実現できるようになっています。しかも画像だけでなく動画や音楽を組み合わせることでよりインタラクティブな表現が実現できます。

時間は万人に対して共通のリソースであり、放っておいても勝手に流れていきます。その結果が蓄積されていくことでデータが自然とできあがります。それを表現するのに年表は最適と言えるでしょう。プロフィールに使ったり、会社の遍歴を年表化してみるのも面白そうです。

ChronoZoom

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