MacTypeはWindowsのフォントを滑らかにして奇麗なフォントを表示してくれるソフトウェアです。

Windowsにおいてフォントを滑らかに表示するソフトウェアとしてGDI++が知られていますが、2010年のリリース以降あまり積極的に開発が行われていません。そこで立ち上がったのが後継プロジェクトと言えるMacTypeです。


インストーラーを使います。その際の言語は中国語になっています。


起動しましたメイン画面では日本語が表示されています。


モードを選んだ後、プロファイルを選択します。


確認ダイアログが出ます。OKで開始します。


エクスプローラの表示。反映は即行われます。


Firefoxの表示。メニューからレンダリング結果まで全て滑らかな表示になっています。


タスクトレイのメニュー。


プロセス単位の状態も見られます。

MacTypeはレジストリモード、サービスモード、トレイモードの3つが用意されています。レジストリモードは一番強力ですが、変更を反映する際に再起動が必要になります。その他、それぞれ特徴があるので自分の環境にあった状態で動かすと良さそうです。また、プロファイルも多いので、趣味に合うものを選択してみてください。

MacTypeはWindows用、Apache License 2.0のオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

やはり奇麗なフォントは見やすさが違います。Mac OSXをずっと使っていると、Windowsに戻った時のフォントの見辛さはとても際立って感じられます。フォントを滑らかに表示した場合、線が細くなったり小さなフォントだと見づらくなるので単純に滑らかにすれば良いという訳ではありませんが、それでも画面全体が奇麗に感じられるようになるでしょう。

フォントはどんな場面でも目にします。そのフォントによってストレスを感じているとすれば、生産性に大きく関わってくるはずです。もし滑らかにして肌に合わないと感じたらすぐに止める方が良いでしょう。しかし一度は試してみる価値はあると思われます。ClearTypeフォントを使う手もありますが、MacTypeのがプロファイルが多いのでより自分に合ったものが選べそうです。

mactype - Ultimate font Rasterizer for Windows - Google Project Hosting