Fire.appはフォルダを監視してSass/Compass/CoffeeScriptを自動変換するソフトウェアです。

最近はCSS/JavaScript/HTMLをそのまま書くのではなくSassやCoffeeScript、Haml/Markdownを使ってそれぞれのフォーマットに変換するのが当たり前になってきています。そこで使ってみたいのがFire.app、自動ファイル変換ソフトウェアです。


起動します。


メニュー常駐型です。


設定画面です。


Growlを使った通知に対応しています。


Livereloadに対応しています。


履歴です。


フォルダを指定しました。


プロジェクトテンプレートを生成してくれる機能があります。


生成しました。後は修正すると自動的に別フォーマットファイルを生成してくれます。

Fire.appはSass/CompassからCSSを、Haml/ERB/MarkdownからHTML、CoffeeScriptからJavaScriptを生成してくれます。また生成したタイミングでWebブラウザを自動リロードしてくれる機能もあります。プロジェクトのベースを生成してくれる機能も便利です。

Fire.appはWindows/Mac OSX/Linux製、GPLのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

Fire.appは14ドルのソフトウェアになっていますが、ソースコードは公開されているので自分でコンパイルして利用する分には無償で使えます。最近、この手のソフトウェアが増えてきています。Growlもソースコードを公開しつつ有料配布となっています。

個人的にはオープンソースの収益化として十分ありと考えています。バイナリをダウンロードするだけの人は開発者ではなく利用者としてのスタンスが大きいと考えられるので有料化することで寄付と同じような扱いと考えられるようになります。Kick Startを使ったオープンソースの収益化もそうですが金銭と結びつけづらいオープンソースプロジェクトにおいても収益を得るための手段を複数考案するのは良いことです。

Fire.app: Dead Easy HTML Prototyping

handlino/FireApp