Lavishは任意の画像を解析してカラーパターンを抽出し、それをBootstrapに適用するソフトウェアです。

Bootstrapは便利なデザインフレームワークですが、色のバランスが特徴的なのでかなり臭いが残ってしまいます。そこで色合いをがらっと変える際に使ってみたいのがLavishです。


トップページです。右側に画像が表示されていますが、その画像を色分析して特徴的な色をピックアップ、Bootstrapのテーマに合わせています。


別な画像を指定してみました。ぐっと色合いが変化しているのが分かります。


こんな色合いも。


ちょっと落ち着いた感じ。


Googleロゴで試してみました。あまりらしくないかな?

Lavishは画像をベースにカラーテーマを設定してくれます。気に入った写真からWebサイトのデザインを決めるというのはなかなかユニークです。取り込んだ後、個別に調整もできるので色々試してみると面白そうです。

LavishはRuby/Ruby on Rails製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

MOONGIFTはこう見る

システムを作る上で何かのシステムをベースに用いるとそのシステムの臭いが感じられてしまいます。Xoops、Pukiwiki、WordPressそしてBootstrapです。iOSアプリがベーシックなコンポーネントを使っていればどれも似たようなデザインになるのと同様ですが、Webでは臭いが感じられるのは好まれない傾向にあります。

今後Webアプリケーションが増えていく中ではそうした臭いは当たり前のものとして受け入れられていく必要があるでしょう。とは言え現状は批判的な意見が多いのも事実なので、プログラマーまたはデザイナーとして臭いを消す技術についても学ぶ必要があると言えそうです。

Lavish - Generate your own Bootstrap color scheme

mquan/lavish