選んだ文字だけをSVG Fontsにまとめる「Fontomas」
FontomasはWebブラウザ上で任意のアイコンだけのSVG Fontsを作成できるソフトウェアです。
Web Fontsを使うと画像を使わずに素敵なフォントをオンライン上で使えます。しかしフォントを読み込むために転送量が大きくなってしまうのが欠点です。そこで使ってみたいのがFontomasです。SVG Fontsを使って自分で選んだアイコンだけをWeb Fonts化できます。
様々なアイコンフォントが並んでいます。自由に選んでいきます。
SVGが出力されました。これを使えばWebフォントとして使えます。
Fontomasを使えばフォント全てを読み込まずに選んだものだけを使えるようになります。そのためサイズが小さくなるのが利点です。また、複数のソースから選択できるのでコネクション数も減らせる効果があります。
FontomasはSVG/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。
MOONGIFTはこう見る
SVG Fontsは全てのWebブラウザで対応していないようですが、OperaやWebKit、Firefoxでは利用できます。もしシステムから表示されるフォントを特定できれば、そのフォントだけSVGで動的に生成すれば日本語フォントであっても軽量に出力できるかも知れません。
英語圏では文字数が多くないために利用され始めているWeb Fontsですが、日本では文字数があまりに多いためになかなか普及に至っていません。とは言え技術的な策はSVG Fontsにもありそうです。この手の分野はまだまだこれからなので先鞭を付けるのも面白そうです。