TiShadowはWebブラウザからインタラクティブにTitaniumアプリケーションを開発できるソフトウェアです。

JavaScriptでiOS/Androidアプリを開発できるTitanium。そんなTitaniumを使ってインタラクティブにWebブラウザからアプリを開発できてしまうのがTiShadowです。


こちらはデスクトップのWebブラウザです。


次にアプリからサーバに接続します。これで準備完了です。


最初の表示です。何もありません。


こんな感じのコードを実行します。


アラートが出ました。


次に複雑なUIを実行します。


おお、ちゃんと描画されました。

TiShadowはrequireなどは使えないのでシンプルなアプリに限定されると思いますが、サーバに接続しているデバイス全てにデータが送信できるので複数をデバイスをまとめて試すと言ったこともできます。

TiShadowはnode.js/Titanium/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(Apache License 2.0)です。

MOONGIFTはこう見る

TiShadowのサーバ部分はnode.jsで作られています。なぜかと言えばWebSocketを使ってWebブラウザからのコードをリアルタイムに各デバイスに送信する必要があるからです。しかしそれによってスマートフォンアプリ、サーバサイドともにJavaScriptで作られる結果になっています。

node.jsを本格的に使うのはまだ早いと考える人もいますが、そもそもPHPやJava、Railsで作られたWebアプリケーションをnode.jsに置き換えてしまうという考えが間違っています。node.jsにはnode.jsにマッチした使い方があります。そうした場面では積極的に使っていけるようにさえなっていると言えそうです。

dbankier/TiShadow