Gitリポジトリに蓄積された歴史を可視化、グラフ化する「GitStats」 // MOONGIFT Archived

GitStatsはGitリポジトリを解析して静的なHTMLファイルとグラフを出力するソフトウェアです。

Gitにaddしてcommit、addしてcommit…そんな日々の努力の結果をビジュアル化してくれるソフトウェアがGitStatsです。社内プロジェクトで使ってみても面白そうです。

supybotのGitリポジトリから作られたHTMLです。

アクティビティです。コミット数などをグラフ化しています。

時間数が出たりするのも面白いです。

コミット数を見ればプロジェクトの栄枯盛衰が分かります。

タイムゾーンごとのコミット数もユニークです。

開発者の一覧です。

ファイル数のカウントです。

拡張子ごとというのも面白いです。

コードの行数です。

タグ一覧です。

GitStatsはアクティビティ、ファイル数、コード数、タグ、開発者と言ったデータをリポジトリから抽出してグラフ化します。静的なHTMLで吐き出してくれるので出力後はいつでも快適に見られます。

GitStatsはPython製のオープンソース・ソフトウェア（GPL）です。

MOONGIFTはこう見る

可視化は日本においてあまり重要視されていない気がします。日々の努力を大切にする割に、結果しか見ない傾向があります。それではなかなか日々の積み重ねを適切に記録しておこうという気にならないかも知れません。企業においては無理矢理にでも作業結果を可視化していくべきでしょう。

人は大きな目標の前では気分が萎えてしまいますが、ごく小さな手が届く目標であればモチベーションが保てます。後はそれを繰り返していくことです。その結果、ふと後ろを振り返った時にこれまでの道のりが見える状態になっていれば、大きな達成感を味わえるはずです。