WildFoxはレンダリングエンジンにWebKitを採用し、Firefoxアドオンのサポートを目指すWebブラウザです。

FirefoxではレンダリングエンジンにGeckoを使っていますが、最近はスマートフォンを中心にWebKitが流行っています。そこでFirefoxとWebKitの力を融合しようと言うWebブラウザが登場しました。それがWildFoxです。


MOONGIFTを表示してみました。一部画像が出ていませんが日本語も表示されています。


オプションです。まだ殆ど設定はできません。


UTF-8以外だと文字化けしてしまうようです。

まだまだ開発中の段階ではありますが、目標としてはFirefoxのプラグインやアドオンをサポートしたWebKitブラウザということにあります。安定性もまだ低いですが、今後に期待したいWebブラウザです。

WildFoxはWindows/Linux用、BSD Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

FirefoxはIEの重たさに辟易した利用者が軽快さを求めて移行しました。しかしバージョンアップを重ねるごとに動作が重たく、メモリの消費量も増していきました。その結果、軽量で高速なGoogle Chromeにシェアを奪われる結果になってしまっています。

とは言えFirefoxの魅力はオープンソースであり、豊富なアドオンにあるのは間違いありません。とは言えレンダリングエンジンは別なものが良い、そう考える人にとってはアドオンの仕組みとレンダリングエンジンの分離は魅力的かも知れません。Google Chromeの機能拡張が動くGeckoエンジンも考えられそうです。

WildFox - MayaPosch.com

MayaPosch/WildFox - GitHub