ShiftNは写真の上下における遠近感を補正してくれるソフトウェアです。

建物の写真を撮ると、通常は下からのアングルになるかと思います。あまり極端な下からのアングルが格好悪い、そう感じる方はShiftNを使って調整してみましょう。


起動しました。


デモ画像を読み込みました。下からのアングルになっています。


自動で調整した結果です。随分真正面っぽくなっています。


調整する際に設定するパラメータです。


基準線を設定します。

ShiftNは独自のアルゴリズムによって遠近法によって歪んだ画像を補正してくれます。回転も使えるのでちょっと失敗した写真なども見やすくなるのではないでしょうか。

ShiftNはWindows製のソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

ShiftNに限りませんが、シームカービングなど画像を一定のアルゴリズムによって変換してくれるソフトウェアはとても人気があります。写真は撮影してしまうとアナログデータのように扱われるので、その中から必要な情報を取り出したり逆に消したりするのはまるでマジックのように扱われます。

似たような画像を探す検索エンジンであったり、画像の差分を表示するものなど画像周りのソフトウェアは数多く存在します。それらを見て新しいサービスのアイディアを考えてみたりするのは面白そうです。扱うのが難しいデータだけに新しい手法が見つかった時の楽しさはひとしおです。

via Repair ‘converging line’ perspectives in photographs with ShiftN | freewaregenius.com

ShiftN