表計算ファイルを扱う場合はお任せ。圧縮リモートファイルもサポート「remote_table」
remote_tableはExcel(XLSXにも対応)、CSV、ODS、XMLなど多様な表計算向けファイルを読み込めるRubyライブラリです。
remote_tableはリモート(またはローカル)にあるExcel、CSVファイルなどを読み込んでシステムで扱えるようにするRubyライブラリです。固定幅長に対応しているのがマニアックでお勧めです。
インストールはRubygemsで簡単インストールです。まずは読み込みます。
リモート(今回はGoogleスプレッドシートのURL)を指定して読み込んでいます。
remote_tableが対応しているフォーマットは、XLSX、XLS、ODS、HTML、XML、CSVそして固定幅長の表形式のファイルになります。ファイルはリモート、ローカルのどちらにも対応しています。さらにZipやbzで圧縮されていても読み込めます。エンコードは自由に指定可能です。
remote_tableはRuby製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。
MOONGIFTはこう見る
Rubyも随分業務系システムで使われることが増えてきました。RailsやSinatraを使って業務システム全体を構築する場合もありますが、それ以外でもちょっとしたスクリプトをRubyで作ったりするケースもあります。自動処理ができるようになるのでお勧めです。
業務系システムではまだまだ多いのがCSVダウンロードです。そしてあまりに大きいファイルではZipなどで圧縮して配布されることもあります。そうした需要に見事マッチしていると言えるでしょう。それ以外でもデータをGoogleスプレッドシートで更新し、システムに流し込むと言った使い方も考えられそうです。アイディア次第で色々な使い方ができそうです。