WordPadのエンジンを積んだ軽量なリッチテキストエディア「Jarte」
JarteはWordPadのエンジンを使った軽量なワードプロセッサです。
表や画像を入れたテキスト文書を作らなければならないが、MS Wordは使いたくない。そんなことはよくあります。そこで使ってみたいのがJarteです。
JarteはベースにWindowsのWordPadのエンジンを使っています。対応OSはWindows XP/Vista/7となっています。ドキュメントはタブに対応し、複数開けます。ホットコネクトという機能により、外部アプリケーションと連携も可能です。ポータブル版もあり、Dropboxなどに入れて使うこともできるとされています。
さらにテンプレートを用意して使ったり、ファイルをお気に入りに登録して呼び出せるようにもなっています。その他PDFやHTMLへのエクスポート機能、文書をメール送信する機能、何より軽量で高速なのが売りになっています。
JarteはWindows用のソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
ユーザの要望の8割は2割の機能で満たすことができるというのはよく言われます。それくらい殆どのユーザニーズは決まりきったものであり、それ以外は余計な機能になりやすいということです。開発者としては便利だろうと思った機能もユーザにとっては余計な混乱を生み、かつ動作を鈍くする悪しき元凶にしかなりません。
IEやWebKit、GeckoなどWebブラウザでは特にエンジンだけを切り出して表向きの機能はそれぞれのソフトウェアに任せるのが一般的になってきています。同様に自分たちのソフトウェアでもコアを別にすることで肥大化を防止し、多様化するニーズに応えて行くという方法も考えられるのではないでしょうか。