Compass/Sassを監視して自動でCSS生成「Scout」
ScoutはCompassで生成されたCSS群を監視して自動でCSSを生成してくれます。
CSSのフレームワークにCompassやSassを使っているWebデザイナー&プログラマーにお勧めなのがScoutです。フォルダを監視してファイルを修正すれば自動でファイルを生成してくれます。
インストールです。Windows、Mac OSXに対応しています。
フォルダを追加します。スタイルシートの入力元、出力先を指定します。
監視を開始するとファイルの編集をチェックして自動的にCSSを生成してくれます。
ScoutはCompassを使っている場合のみ利用できるのが特徴です。これを機にCSSフレームワークに飛び込んでみるのはいかがでしょう。
ScoutはAdobe AIR製、Windows/Mac OSX用のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。
MOONGIFTはこう見る
SassなどのCSS記法は不便だと感じていたCSSの不満な点を改善してくれる一方、これまでできていたこと(オーサリングなど)ができなくなるために不便さが際立ってしまうという問題があります。オーサリングツールのネイティブな対応が望ましい技術です。
とはいえ手打ちでHTML/CSSの記述を当たり前としていた人にとってみれば、かなり効率的になるはずです。SassからCSSへの変換を面倒に感じていた人はScoutを使えばいつでも自動で最新版にアップグレードしてくれます。JavaScriptでCoffeeScriptがもてはやされるのと同様、Sassも流行ってほしい技術の一つです。