業務システムに単なるCSVもリッチに表現「js-tables」
js-tablesはCSV形式のテキストをフィルタリングやソートに対応したテーブル表示にしてくれるjQueryプラグインです。
js-tablesは業務システムで使えそうなjQueryプラグインです。CSVファイルやCSVのテキストを渡してフィルタリングや並び替えに対応したテーブルを表示してくれます。
カラムごとに入っているデータをグルーピングして表示します。そこから選べばデータがフィルタリングされます。
end tagと入っているデータだけ抽出しました。ソートもできます。
任意のCSVファイルを指定してテーブル化できます。1行目が自動的にヘッダーになります。
実際の使い方です。単純にテキストを入れるだけでテーブル表示にしてくれます。
CSVを表示する場合にはYahoo! Pipesを使ってコンテンツの取得を行っています。デリミタはデフォルトでカンマですが、タブなどに変更も可能です(改行ごとの行のデリミタも変更できます)。一度に100行ごとの表示で、画面下までスクロールすると自動表示追加されるようになっており、大量データのCSVであっても高速に表示できます。
js-tablesはJavaScript製、jQueryプラグインのオープンソース・ソフトウェア(Apache License 2.0)です。
MOONGIFTはこう見る
js-tablesは編集機能がないので、あくまでも閲覧向けの機能となります。表計算に似た表示については常にExcelと比較されてしまうのが難点ですが、大量データの高速表示とフィルタリングがあればユーザビリティは向上するのではないでしょうか。この後、そのまま編集できるようにと言われると辛いですが…。
Webベースで大量のデータを表示すると動作が重たくなったり、最悪ブラウザが固まってしまうことがあります。js-tablesでは一度に表示する行数を制御することでそれを防いでいます。このやり方は参考になる部分があるかも知れません。
js-tables - Javascript Table Utilities - Google Project Hosting