Freecell Solverはフリーセルの解法を導きだすターミナルベースのソフトウェアです。

どこかでフリーセルというゲームは世界で一番時間を浪費しているゲームだと聞いたことがあります。確かにWindowsに標準で入っているゲームであり、暇な時間に遊んでいるイメージがあります。しかしFreecell Solverがあればもう安心です。コンピュータが一瞬で回答を示してくれます。


インストーラーです。ウィザードに沿って進めていくのみです。


ライセンスはMIT Licenseです。


パスに入れるかどうかの確認です。


無事インストールは完了しました。


プログラムメニューに入りますが、そこから起動しても使えません。コマンドプロンプトから呼び出します。


入力ファイルの例です。フリーセルで表示されている内容をそのままテキストにしています。4Cだとクラブの4になります。


実行しました。一気に流れていくので、そのままファイルに書き出すのが良いでしょう。


ヘルプです。


回答です。動かしていくべき順番が出力されています。

最初のテキスト起こしが面倒な気もしますが、細かいことは気にせず書き留めれば良いでしょう。それにこの方法だとプラットフォームやアプリケーションの依存性がなく、みんなが救われます。回答はほぼ一瞬で出てくるので、無駄に頭を悩ますこともなくなり、すぐ仕事に戻れます。

Freecell SolverはWindows/Linux用、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

ゲームの世界にコンピュータを持ってくるという行為は非常に面白いです。フリーセルもそうですが、チェスや将棋、囲碁などでプロと戦うコンピュータがいます。最近ではチェスのランカーにさえ勝てるようになっています。最適な回答を導きだすまでの思考プロセスが肝で、そこが面白い点です。

フリーセルについてもやたらとトランプを動かせばできるものかも知れませんが、そうではなくなるべく最小の手で目的を達成するのが面白いはずです。他にも迷路を解いたり、数独を解いたりと思考プロセスの実験として取り組んでみると面白い教材ではないでしょうか。

Freecell Solver