JavaScript/CSSの検証、短縮化、マージに「Juicer」
JuicerはCSSやJavaScriptのマージや短縮化を行うRubyライブラリです。短縮にはYUI Compressorを使っています。
JavaScriptやCSSを使っている際に一緒に使ってほしいのがJuicerです。短縮化やファイルのマージなどをコマンド一つで行ってくれます。
インストールはRubygemsで行います。juicerのインストールコマンドでYUI Compressorなどもインストールします。
YUI CompressorとJS Lintをインストールしました。
CSSの記述例です。?embed=trueと書いてあるのがミソです。
コマンドを実行します。importに書かれている内容を取り込んだり、短縮化します。–embed-image dara_uriをつけて実行しています。
そうするとこんな感じにパスで指定した画像がData URIとして取り込まれます。
もちろん対応していないブラウザもあるので、二つに分けて生成します。
そしてこんな感じにWebブラウザを指定して取り込むCSSを分けるのがコツです。
Juicerは短縮化はYUI Compressorを使っているので十分に小さいサイズになるでしょう。またJS Lintも組み込まれているので評価も行ってくれます。よりきれいなプログラミングを行うのに積極的に使っていきたいソフトウェアです。
JuicerはRuby製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。
MOONGIFTはこう見る
短縮化、検証系ライブラリも多数そろってきました。そろそろデプロイツールと合わせて統合されるべき時でしょう。または更新に合わせて自動的に変換処理を行ってくれるようになれば、誰でも使えるようになるはずです。更新の度に何らかの処理を行うというのはストレスなので、シームレスになるべきものです。
またはApacheモジュールに組み込んでしまったり、Webサーバ自体がそういった機能を提供しても良いかも知れません。ネットワークトラフィックを下げる行為はもはや人が行うものではなくマシンが自動で行うべきレベルになっていると考えられます。そのためのソフトウェアであれば人気を得やすいはずです。