IE6から使えるSVG/VMLを使った高機能JavaScriptグラフライブラリ「Highcharts」
HighchartsはSVG/VMLを使って描画するJavaScript製のグラフライブラリです。
Webサービスにおいてグラフを使うとデータのインパクトが違います。だからこそ使い勝手の良いグラフライブラリを積極的に使っていくべきです。HighchartsはSVGを基本として多様なWebブラウザに対応したグラフライブラリになります。
時間経過とともにデータが追加されていくリアルタイムグラフです。
こちらは棒グラフと折れ線グラフを重ねています。Y軸が二つあります。
いかがでしょうか。HighchartsはiPhone/iPadといったデバイスにも対応し、さらにIE6でも利用できます。またSVGを使っているのでHTML5対応のブラウザであれば利用可能です。IEの場合はVMLを使っています。Pure JavaScriptであり、jQueryやMooToolsといったJavaScriptフレームワークとも組み合わせ可能です。
グラフはエクスポートに対応していて、PNG/JPEG/PDF/SVGでの出力ができます。Highchartsは非商用に限り無償で利用可能なJavaScriptライブラリとなっています。
MOONGIFTはこう見る
Webアプリケーションにおいてグラフの持つ威力はとても大きいです。あまり使うとごちゃごちゃしてしまう可能性がありますのでピンポイントで積極的に使っていくべきでしょう。Flashベースのグラフライブラリが有名ですが、最近になってJavaScriptのグラフライブラリものびてきています。
画像と違ってマウスのアクションやデータの更新などダイナミックにグラフを展開できるのが利点と言えます。ちょっとアニメーションしながら表示するだけでも随分インパクトが違うものです。Highchartsは対応しているグラフも機能も多く、WebブラウザもIE6から使えるといった具合に今後のプロジェクトで取り入れてみたいグラフライブラリと言えます。