git-diff-grepはGitリポジトリの指定回数分の過去のコミットDiffの中から検索できるツールです。

Gitは自分のローカルにリポジトリがあるので何かリポジトリ操作をしたい時にも高速に行えるのが便利です。現在のコードにはない内容を検索するときに使えるのがgit-diff-grepです。


インストールはGitHubからcloneしてファイルに実行権限を付与してパスの通ったところに配置するだけです。


実行例です。履歴の差分からGrepしています。


そのままだと日本語が文字化けしてしまうのが難点です。


ヘルプです。検索するコミット数を指定します。

git-diff-grepを使うと過去の差分から検索してくれるので、以前に誤って削除した情報を探すのが楽になりそうです。

git-diff-grepはBashスクリプトで作られたソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)になります。

MOONGIFTはこう見る

バージョン管理をしていると誤った修正があってもすぐに戻せるため、安易に削除してしまいがちです。決して間違っていはいないのですが、戻したいと思ったときにどのバージョンにあるものだったかが分かりづらいのが欠点です。それを解決してくれるツールがgit-diff-grepになります。

Gitはとてもシンプルなツールながら実際に使っているプログラマーたちによって様々な拡張がされています。そうした開発者の愛がgitを支えていると言えるでしょう。Subversionとはそのコミュニティの雰囲気が全く違う様が、個人的には大好きです。

oscardelben/git-diff-grep - GitHub